セムコの金属検知機納入しました。

（RAPID VARIO  RV-FS-050という型式です）

チタンが入っているとまずい製品ということで、粉砕機からシュトルツのローダーで吸引して、金属検知機を通して、粉砕材をペレットタンクに貯めるといった一連の流れです。

チタンに限らず金属が含まれていると手前のホースから排出されて、検出されなければそのまま下に払い出されます。

金属検知機は自立しないので、架台は最低限必要になってくるのですが、メーカーさんに頼むとすごく高い・・・（当然といえば当然なのですが）。結局自分で作りました。部材費だけでいけばメーカーさんの架台の金額の４分の１くらいで出来ました。

金属が検出されない場合は写真下のペレットタンクに入っていきますが、タンクの蓋にはホースが入るような穴がないので、タンク蓋をホースの外径に合わせて穴加工。サイズぴったりでゴミ・ほこりは入りにくくなっています。

「粉砕機から粉砕材吸い上げて金属検知機を通してタンクに貯める」という言葉にすれば一行で終わる話なのですが、これを作るのに仕入先（加工業者含む）は６社もあります。我ながら細かいことまでするなと思いつつ、仕上がりに関しては満足頂けたようなので、良かったです。相当苦労したので、どなたかこのシステムで購入して欲しいですね・・・。