成形機上のホッパーはローダーでセットで購入する場合もありますが、ホッパー単体で欲しいときだってあります。

このホッパー単体で購入というのが意外にお客さん泣かせだったりします。というのは、ホッパーはローダーとセットで購入すれば設備扱いになるので値引率が高いのですが、ホッパー単体で購入する場合は部品扱いになって、ほとんど定価での販売になります。

小さなホッパーだって、軽く10万円は超えてきます（容量が大きくなればすぐに15万～20万くらいになってきます）。唯一シュトルツがホッパー単体では安いものの、センサーの型式が合わないので、カワタや松井製作所のローダーを使っている場合はＡ接･Ｂ接が逆ですし、そのままでは使えません･･･。

なので、カワタや松井製作所のローダーを使っていて、ホッパーだけ欲しいっていう場合はこのホッパーが安いですし活躍します。

カワタか松井製作所のローダーかはショップでは選択できるので、メーカーにあわせてセンサーも変えて出荷します。（写真はカワタのセンサーをつけた場合のものです）

このホッパーはもう1つ特徴があります。

ガラス管上部にフラッパーがついています。ローダー起動時にホッパー内が負圧になりフラッパーが閉まりガラス管内の材料の浮き上がりを防ぎます。松井製作所のエアロパワーホッパー（ＡＰＨ）と同じような機構ですね。

輸送時に樹脂が浮き上がると、計量が不安定になり、ショートショットのような成形不良に繋がります。

そういった意味で、このホッパーは安いですし、成形安定性に繋がるのでかなり優秀だと思っています。

ガラス管下はキー溝になっているので、日精･住友･ソディックであればスペーサーなしでつけることができるのも嬉しいポイントです。成形機の型式をお問い合わせ欄から教えて頂ければ、スペーサーの必要の有無を返答させて頂きます。スペーサーが必要な場合でも別途見積りになりますが、作製致します。

安価かつ高機能なホッパーなのでいかがでしょうか？

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