プラスチック成形関連機器・樹脂原料の販売
多くの成形屋さんから出てくる悩みの一つに、意外にも「温調機・チラーのバルブ開け忘れ」があります。
バルブを開け忘れると当然金型は目的の温度にならないので、成形不良に繋がります。
配管に流量計をつける方法もありますが、マニホールド(分岐管)が4方向であれば4つ流量計をつける必要があり、多くの費用がかかります。
それでは、なぜバルブを開け忘れるのか?その理由の一つは4方向のマニホールドの場合、上2方向・下2方向の4方向となり、バルブの状態が見えにくいというのがあると思われます。
そこで、横並びの4方向のマニホールド(分岐管)を真鍮で製作しました。
根元は3/4インチでそこから3/8インチ×4方向に分かれます。バルブもレバー式にして開・閉が見えやすく工夫してあります。
マニホールド上部には1/4のタップがきってありまして、これはカワタの少し前の温調機についている圧力計をつけるための穴です。
不要な場合はメクラします。
これでもやっぱり開け忘れはあるかもしれませんが、バルブが非常に見えやすいので、少なくはなると思います。
流量計をつける前段階としてどうでしょうか。