ヨツバ通商株式会社

プラスチック成形関連機器・樹脂原料の販売

1Qのナフサ価格と4月速報ナフサ価格

 1Qの確定ナフサ価格と4月の速報ナフサ価格のグラフをとあるところから頂きました。2026年1Qは2025年4Qから横ばい、4月は103,700円/KLとなったようです。確かなことは言えないですが、この速報値は、各会社が海外から調達しているナフサ価格とは、別だと思います。4月、5月は各社プレミアをつけてナフサの調達に走ったのだとか。噂では150,000円/KLで購入した例もあるといいます。

 そのため、どの数字が基準で樹脂の価格が決まっているのか非常にわかりにくく樹脂の単価について不満もありますが、今は安定調達を優先するしかありません。弊社も樹脂の調達が不安定化しましたが、あの手この手でなんとかどの成形屋さんも繋がっており、ホッとしています。まだ特定グレードは入手が極めて困難ですが、それ以外は以前よりも入るようになり、「樹脂不足のピークは過ぎた」という体感ではあります。

 樹脂不足に乗じて、一部メーカーでは強硬な値上げを慣行したり、一方的に確定ナフサから見込みナフサ価格へ変更したりするなど、気持ちはわからないではないですが、便乗的なものもあると思います。一方でこの急激な値上げによって、海外品を触って、成形して、耐久テストするなど、海外品の「実績ができた」という成形屋さんも多いのではないでしょうか。結局、強硬に値上げをやったことで海外品を使ってみるきっかけにはなってしまったと思うので、短期的には国内メーカーも収益はよくなったかもしれませんが、長期的には戦争前よりも厳しい環境になるのではないかと個人的には思っております。

 一方でサンアロマーやJPPは、ナフサ連動の客先には、1Qの確定ナフサと2Qの予想ナフサの平均で値決めしてくれており、非常に真摯な対応と思いました。この値決めの方式を決めたのは英断だと思います。短期的には収益は悪いとは思いますが、長期的にみればプラスになるのではと考えています。実際に弊社の客先にもサンアロマーに乗り換えた客先が何社かあります。

 有事のときこそ、その人や会社のカラーが出てしまうと思いますので、弊社も便乗することなく真面目に一件一件の客先に対応していきたいと思います。

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